ブロンズダイス製法のパスタとは
イタリア人のおばあちゃんが、スーパーで手に入るありふれたパスタが故郷で食べたものとは大違いだと言うのは嘘ではありません。工場がテフロン加工の金型(テフロンダイス)を使って高速で成型するようになって以来、スパゲッティ、ペンネ、フジッリなど、どれも昔とは異なる味わいになっていることは確かです。
そこで私たちは、多年生穀物「カーンザ」を活用して、伝統的な方法に立ち戻り、ブロンズ(青銅)製の金型(ブロンズダイス)だけを使用して美味しいパスタを作りました。
ブロンズカットパスタとは?
ブロンズカットパスタは、ブロンズダイスパスタとも呼ばれ、穴のあいたブロンズ製の金型(ブロンズダイス)を通して押し出され、切断して成形されます。ブロンズダイスを使用することで、表面がざらざらで細かい溝ができるため、ソースがよく絡み、口当たりや風味を向上させます。
ブロンズカットパスタを作る方法は?
パスタセッカ(乾麺)作りは、小麦粉と水を混ぜた生地からはじまります。生地を押し出し機に入れ、リングイニやファルファッレなどの形状に応じたダイスを通して押し出します。ダイスは仕上がったパスタの質感も決定します。
ブロンズカットパスタと普通のパスタの違いは?
スーパーマーケットの棚に並ぶほとんどのパスタは、短時間で生産可能なテフロン製の金型を使用して作られています。このような工業用ダイスで作られたパスタは表面が滑らかで、ソースや調味オイルが浸透する隙間がありません。
同じ生地でも、ブロンズダイスに通すと、フェットチーネやフジッリの一本一本に細かい傷がつきます。この傷によってパスタにソースやオイルがよく絡み、一口ごとに豊かな風味をもたらすのです。
ブロンズカットパスタの入手場所は?
ブロンズカットパスタを取り扱う食料品店も多くあります。パッケージに「ブロンズダイス」の表記を探してみてください。オーガニックデュラムセモリナとカーンザを使用したパタゴニア プロビジョンズのオーガニックパスタは、伝統的なイタリアのパスタソースにふさわしい食感を持つブロンズダイス製法のパスタです。